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デイトレーダーのあらなみです。
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スキャルピングをメインとして、個別株信用、先物、FXを売買して家族の日々の糧を得ております。
投資を始めるにあたって、要するに何から手をつけたらいいんだ、ということがわからない、色々と本を読んでみたけれど、結局、儲けるに至らない、そういう人も多いと思います。
そういう私も、本当に沢山の本を読んできました。本を何百冊も読み、多くの高額セミナーに参加してわかったこと・・・それは、本当に役に立つと思える本は、10冊に1つ、いや、もっと少ないということでした。
投資について、これから勉強してみようという意欲のある皆さんのご参考になれば、と思い、私の感想など書いてみたいと思っています。

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トム・バッソの禅トレード イライラ知らずの売買法と投資心理学
トム・バッソの禅トレード イライラ知らずの売買法と投資心理学


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トム・バッソ, 塩野未佳
パンローリング 四六判 上製本 270頁 2011年1月発売


★★☆☆☆

主な対象者:投信などの購入者


バイブル本である「新マーケットの魔術師」の一人であるトム・バッソの手になる本です。
カバーのタイトルも如何にもという感じで、気持ちをそそります。
筆者がマーケットの魔術師であるということと、本のタイトルの2点で購入を決意される方も多いかと思いまいますが、この本については、私の評価は低いです。

期待ハズレでした

というのが正直な感想でしょう。

そもそも、この本は、既に邦訳されており、「成功者への道―ウォール街実践投資マニュアル」というタイトルでかなり前に出版されています。
この時に私は期待に胸を踊らせて買ったのですが、ちょっとがっかりでした。
翻訳は違ってはいますが、内容は同じです。

もしかしたらニーズに合っている人もいるかもしれませんが、この本は、マクロの視点から、ポートフォリオだとか、投信の選び方のような部分に軸を置いているので、間接投資している人にとっては有益なのかもしれません。

しかし、個別株の投資家の私としては、もう少し個別トレードにおける具体的な投資心理の部分について書いて欲しかった、というのが本音です。
恐らく、購入者は、FXや個別株などの投資家がほとんどでしょうから、買われたら私と同じ感想を持つのではないかと思います。
買うのならネットで買うのではなく、書店で手に取ってから購入されることをお勧めします。

投資心理については、他に良書があるので、そちらを購入された方がいいでしょう。

ただ、投資心理の本は、非常に冗長なものが多くて、四苦八苦している人も多いと思います。

私もこの投資心理の分野の本は、好きなので、たくさん持っています。
それぞれ、有益ではあるのですが、とにかくどれもこれもが冗長で、何が言いたいのか、非常にわかりにくい本ばかり・・・正直四苦八苦しているのが現状です。
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トレードのストレス解消法 毎日5分で克己心を養う相場心理学
トレードのストレス解消法 毎日5分で克己心を養う相場心理学


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エイドリアン・トグライ, アントニア・ウィークス, 若杉美奈子
パンローリング A5判 上製本 400頁 2010年11月発売
2,940円 (税込)


★★★★☆

主な対象者:中級以上のトレーダー全般


最近、本のご紹介が滞っていたのですが、なかなかこれといった良書がみつからずに、書く気力が萎えていました。
パンの本は、2冊に1冊程度の割合では買っているのですが、それなりではあっても、これはオススメだ、というものにはどうも最近は出会えないところとなっています。

そのなかで、先月発売のこの本はなかなかのものだと読んで思いました。

そもそも、トレード経験を積んで、手法マニアから卒業した人が読む本というのは、どうしても投資心理の本が中心になってきます。
解決すべき最大の課題が、投資心理になるからです。

ところが、投資心理の本というカテゴリーのものは、ゾーンなど良書も多いのですが、とにかく言い回しが長ったるくて読むのが大変なんです。

要は、何が言いたいねん、早う答えを言わんかい!!

とついツッコミを入れてしまいそうになる本が大半です。

皆さんも、投資心理の本を読み始めたけれども挫折した、というご経験をお持ちではないでしょうか。
私もたくさん持っていますが、最後まで読めた本はそう多くはありません。
しっかり読んだのは、ゾーンぐらいでしょうか。しかしこれも結構だるい。

とにかく、グタグタが長くて長くて、どうして投資心理の本はこうも回りくどいのだろうか、そう感じていました。

と言いつつ、私の文章も周りくどいわけですが、それは置いておきます(笑)


ということで、このご紹介の本です。
これは、133の章に分かれており、それぞれが一話完結型の読み切りとなっています。ですから、どこから読んでも問題ありません。
星新一のショートショートのようで、とても読みやすい構成となっています。
ですから、過去に投資心理の本の難解さで挫折した方でも、気軽に読める構成となっていると思います。
400ページにわたる分厚い本ですが、ショートショートですから、気楽に1日1語、という感じで読んでいってもいいでしょう。


そして、その内容ですが、そうだそうだ、というポイントをついたものが数多く発見できました。

この本で言われていることで結構な部分が、専業トレーダー特有の悩み、に関することも多く、「こんなマニアックな悩みのことを書いてくれているとは・・」とちょっと嬉しかったりしました。
また、「自分だけではなく、みんなもそうなのだ・・」とホッとしたりと・・・

逆に、初心者が読んでも、ほとんどまだ実感が無いので、参考にならない部分が数多くある、という感じもします。
これは、他の類書に見られるような難解な心理学的考察がなされているという意味ではぜんぜんありません。
書かれている内容は決して難解でもなんでもなく、平易な事例や体験談を引用して書かれているので、とても読みやすいのですが、実戦経験が無ければ何となく読み飛ばしてしまうのだろうな、という感じがします。

ということで、相当トレード経験を積んだ上級者のお悩みを解決する本、日々の苦悶への道しるべとなる本、という感じです。


ということですから、対象者としては、

そこそこ経験を積んでいるが、なかなかトレードの色んな悩みから開放されない、ヒントがほしい

ということになるでしょう。

もちろん、手法マニアの方には無用の長物です。

テーマ:投資関係の本 - ジャンル:株式・投資・マネー

オズの実践トレード日誌に対するコメント
オズの実践トレード日誌

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トニー・オズ
パンローリング 四六判 440頁 2001年8月発売
6,090円(税込)


★★★★★+

主な対象者:初級から上級の株式デイトレードを志す人


ある方から、「オズの実践トレード日誌」について、コメントがあって、そのお返事を書きました。

みなさんのご参考になることが多いかと思い、ディープなコメント欄から、こちらへ引っ張り出してきました。



プロトレーダーのノウハウや手法について、紹介されているものは、数多くありますが、実際に、プロがどのように日々トレードしているのか、それを紹介しているものは、数千冊ある相場書の中でもただの一冊たりともないんじゃないかと思います。

前にこの本をご紹介した某氏は、こういう感想でした。
「単純なパターンしか載っていない。ノウハウなんて何もない。儲けたり損したり、下手なんだなあ、よくこんな下手な売買を載せたもんだ。本を買って損した。」
こう評価されました。
こういう方が結構多いんだろうな、と私は思っています。
それを非難する気はありませんが、私とは、考え方が違う人たちです。
残念なことにこの方は、この本から投資ノウハウだけを盗もうとされた方でした。

さて、みなさん、プロトレーダーの実際に売買とは、どうお考えなんでしょうか。

凄いポイントを捉えて、素人では、常人ではとてもできないような超人的な売買をしている、そういう姿でしょうか。

それとも、相場の天井と底をびしばし当てて、神業のように売り買いしている、そういう姿でしょうか。

凄い投資ノウハウを持っていて、そのノウハウを駆使して、平然と売買をしていく、そういう姿でしょうか。

よく、テレビとかで、海外の大手投資銀行やヘッジファンドのトレーディングルームの映像が流れることがあるじゃないですか。
そして、ノーベル賞学者がそこにいて、超難解は高等数学を駆使して利益をだしている・・・とか聞くと、「プロってすげぇー!!」とそう思ってしまいますよね。


この本を読んで、勇気付けられた、とのこと。
>プロと言われるトレーダーでさえ、こんなにも葛藤しながら売買しているという事実を知ることができたからです。

このご感想こそが、私が最も欲しい感想でした。

というより、これを知ることで、ご自分のこれからのトレードの方向性がより明確になったのではないでしょうか。

プロとてこんなものだ。日々葛藤しているんだ。

そして、葛藤しながら、答えを導きだしているんだ。

そう思えば楽になりませんか。

アマの自分など、葛藤があって当たり前なんだ。トレードってそもそもそういうものだ。

そう思えないでしょうか。


神業のようなトレードを理想と考えていると、どうしても、そういうトレードができるような売買手法やトレード戦略を求めて、さ迷うことになります。

泥臭い損切りを繰り返すような売買ではないスマートなトレード。利益が伸びずに苦しまないようなトレード。それが目標だ、そうなるかです。

結局、スマートに売買できる「聖杯」を求めて、そういう人は青い鳥探しに出発することになるのでしょう。

プロの実態なんて、とんでもないです。

トレードとて日々葛藤。私とて、オズと同じように日々葛藤していますよ。この日記など、とてもスマートな方だと思います。

実際のトレードなど、スマートなんて、とんでもない。泥臭い日々です。
何人もプロ仲間がいますが、スイスイ、なんていう人は、ただの一人もいませんよ!!


>そのたびに、心の中で葛藤が起こり、勉強を投げ出しそうになってしまいます。

そうですよね。
ただ、オズも私もそうですが、このトレードという仕事が、「大好き」なんです。大好きなトレードを日々悩んで格闘することは、確かに大変ですが、嫌なことでは決してないんです。

人というのは、目先の障害にどうしても目がいきますが、そもそも自分は何故これをやっているんだろう。そう考えたときに、「ああ、自分は、大好きなことを一目散にやっていっているんだ。こんな幸せなことはあるんだろうか。」
そう思います。


>投資の指南書としてだけでなく、人生訓の本として大切に読んでいこうと思います。

そこまで感想をいただくと、ご紹介した冥利につきます。私も同じですよ。トニーの本を読んでどれだけ励まされたことか知りません。



ディナポリ氏についてですが、私は、彼が日本に来たときに、セミナーに参加しました。確か10万円ぐらいしたんじゃなかったかと思います。もちろん本も持っています。
彼の基本は、フィボナッチという指数によるサポートレジスタンスを求めて、そのポイントで売買する、というものです。
そのノウハウを紹介した本となります。

私も色々とフィボナッチを相場に当てはめてみました。結構いいポイントをつかんでいると思います。真剣に使えば使えるんじゃないかと思っています。

実際にスイングトレードのポイントとして、デイトレードのサポートポイントとして使ってみたこともあります。

微妙に歯切れがわるいのは、いいんだろうけど、今は実践でばんばん使っている、というほどでもないんです。
別に悪いとかそういうことではなく、あまり合わなかったのかもしれませんね。
こういう売買のやり方が合うかたは、無意味なものでは決してないと思いますよ。
フィボナッチの逆張りを勉強されるのであれば価値あり、だと思います。



中原氏ですが、非常によく色んな投資手法を勉強されている方だと関心します。
一言で言えば、投資手法の鬼ですね。

私は、昔パンローリングの会員だったこともあり、中原氏の短期トレード戦略シリーズには大変お世話になりました。
当然、売買戦略には大いに興味がありましたから・・・

氏の本は、安い本ですし、これだけの手法を自分で研究しようと思えば、どれだけの時間と努力が必要なのか、わかりません。
ですから、色んな投資ノウハウについて、勉強したい、というニーズには、非常にマッチするんじゃないでしょうか。
システム志向の方にもマッチすると思います。

ただ、多くを勉強されている中原氏ですが、多くを紹介されている欠点として、投資手法のデパートのような感じになっています。ですから、この本を読んで、目が覚めた、とかいうことはないんじゃないか、という気がします。

氏もそういう意図で書いておられるのではないでしょう。あくまでもさまざまな投資戦略の紹介、という意図だと思います。
それを前提にご検討ください。



投資戦略においては、「何が機能するのか」、と同じように重要なのは、「何が機能しないのか」ということです。
多くの人は、機能することばかりを求めますが、機能しないものはなにか、これを知ることは非常に重要なんです。

私は、「失敗探し」を常に心がけています。失敗を重ねて、どうして上手くいかないのか、多くの失敗を経て帰納的に理解することで、どんどん失敗は減っていくからです。

みなさんは、こういう泥臭い証明方法ではなく、演繹的にスマートにやりたがりますが、なかなか仮定と証明だけでは、理解しえないのが相場だと思います。

こうやって、失敗を探して消していけば、残るのは・・・

これは余談でした!!

テーマ:投資関係の本 - ジャンル:株式・投資・マネー

ザ・タートル 投資家たちの士官学校
ザ・タートル 投資家たちの士官学校

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マイケル・コベル, 遠坂淳一, 秦由紀子
日経BP 四六判 上製本 250頁 2009年2月発売
2,310円 (税込)


★★★☆☆

いわゆるタートル本です。タイトルは期待させるんですが・・・

タートル本は、別に過去2冊翻訳されています。

前作は、、「伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術」というタイトルの本で、2007年10月出版のものですが、この本の評価は星5つとしました。
ちょっと大げさなのは私の悪い癖ですが、かなり絶賛していますね・・この前作については・・今でもこの評価に何ら変更はありません。

さて、今回は、星3つです。
この違いを書いておきます。

今回の本は、マイケル・コベルという人が書いた本ですが、前2作がタートル自身が書いたものに対して、この方は、金融ジャーナリストです。
実際にタートルとして、運用した人ではなく、部外者の方が、丁寧ではあるにせよ、取材を通じてネタを集めて書いたものです。

そのためだろうと思いますが、若干タートルのゴシップ、内幕、を描く、というタッチが見受けられるのと、リチャード・デニスの伝記的色合いが強かったです。

どうしてもインタビューを通じてのものですから、戦略には言及しているのですが、カーティス・フェイス
が書いたものより、やはりゴシップ的でした。

カーティス・フェイスは、自書で、自己弁護していましたが、実はそうではなく・・・他のタートルたちと仲違いをしていた原因は・・・みたいな。

そんなことにあまり興味がない方には、この本は読まなくてもいいかと思います。

そもそも、著者のマイケル・コベルの前作「トレンドフォロー入門」という本ですが、何だか何を言いたい本なのか、よくわからない本だった、という感想でした。

もう1つ著者と私と相性が会わないのかもしれませんが、当事者としての迫力に欠けるというのでしょうか、何か第三者的、評論家的な感じがして、私には馴染めないのです。

タートルを徹底的に研究してみたい、リチャード・デニスの全てを知りたい、というマニアにはお勧め、ということにしておきます。

テーマ:投資関係の本 - ジャンル:株式・投資・マネー

渋谷高雄のトップトレーダー育成プログラム

渋谷高雄のトップトレーダー育成プログラム
価格:39,070円



★★★☆☆


私は、この渋谷高雄氏の書いた本を何冊か持っていて、トレンドラインをベースにしたシンプルな投資戦略が書かれていたことなど、私好みであったので、本についてはかなり評価していました。

自分がデイトレだけなので、スイングでどのように売買すればいいのだろうか、サラリーマンでもできる、など、本を評価していることもあって、プラスアルファーのノウハウがあるのだろうと期待して、この商材を買ってみることにしました。

さて、その内容ですが・・・本の内容とほとんど同じ内容でした。

何百冊という投資本を読んでいる私ですが、渋谷氏の書いた本以上の内容をこの商材から読み取ることができませんでした。

宣伝サイトには、このマニュアルは凄い、という感想が寄せられている、と書かれています。

確かに、内容はいいと思います。トレンドライン、チャートパターンなど、大切なことが書かれています。

しかし、それらは、彼の書いた本にも同じことが書かれているんです。
それだったら、本でいいです。
「株価チャート実践帳」など、とてもいい本だと思います。

また、「完全返金保証権」というのがついています。しかし、この権利を行使しようとすると、この商材の内容どおりトレードしたという取引履歴を添付して送らないといけません。
具体的なシステムでもない裁量であるこの商材のとおりどうトレードしたらこの商材で儲からなかった、という証明になるのか。
そんな面倒なことは誰もやらないであろう、ということなんでしょう。

この商材に興味がある人は、是非彼の本を買ってください。

少なくとも私は、本以上の内容をこの商材からは読めませんでしたので・・・ううぅ・・



さて、以上の評価から半年が経過しました。

2009年1月2日、実は、この商材に大きな変化がおきました。

というのは、その後、質問と回答のQ&Aなどのフォローアップ資料などがいろいろと送ってきたことです。

それから、大きかったのは、フォローアップのDVDが送ってきたことです。

渋谷氏は、スイングトレードで、シンプルな手法を中心に、それをきちんとやりぬくことで、大きな利益を出しています。そのことについては、そもそも評価できるものです。

この手の商材で、このようなフォローがあるというのが、そもそも珍しいのですが、そのDVDの内容が、非常に相場で儲ける、ということに関して、本質をついたものであることが、大変うれしい誤算でした。

ということで、そのフォローを含めると、非常に価値あり、と判断したいと思います。
評価は、最初に送ってきたPDFについては、本と同じ、ということで評価を下げましたが、DVDの価値としては、同じような値段で売っているセミナーDVDよりもかなり価値あり、と評価しました。

★★★★☆
ターナーの短期売買革命 新株式市場を攻略する全テクニック
ターナーの短期売買革命 新株式市場を攻略する全テクニック

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トニ・ターナー, 長尾慎太郎, 鈴木敏昭
パンローリング A5判 2008年7月発売
2,940円 (税込)


パンローリングから7月10日に発送される予定の本です。
これもとりあえず良書の予感が大です。
というのは、著者のトニ・ターナー氏は、前著『ターナーの短期売買入門』(パンローリング)でもわかるようにかなり突っ込んだところまで、トレードテクニックをレビューしてくれています。
現実にトレーダーとして成功しているトニ・ターナー氏ですから、変化しているマーケットに対する新しいテクニックなど期待したいところです。

取り急ぎパンローリングで予約を入れておけば、11日には到着すると思いますから、週末にでも読んで感想をアップします。


★★★★☆

ということで、7月13日、レビューです。
総ページ517ページの大作ですから、簡単には読めません。短期売買のノウハウのてんこ盛り、という感じで、数ヶ月の売買、スイングトレードからデイトレードまで、幅広く網羅してくれています。

トニ・ターナー氏の著作は、日本語訳されている2冊の他にデイトレード版を原書でもっていますが、前作2冊がテクニック中心に書かれているのに対して、こちらの本は、テクニックよりも考え方重視という感じがします。

もちろんそれぞれのタイムフレームにおけるセットアップも掲載されていますが、あまり目新しいというものではないと思います。

デイトレードを何年もやっていれば常識的なこと、例えば、個別株を売買するにあたって、セクターや先物をどのように使うか、などの先行指標の使い方についても言及されており、単なるテクニカルのセットアップだけを紹介しているという本ではありません。

スイングトレードやデイトレードで行き詰っている方や、もう一度基礎から学び直したいという方には、最適な本でしょう。

ただ、余りにもカバーする範囲が広範囲なので、焦点ボケのきらいがあると思います。相当なボリュームですが、漠然と読んでしまうと、結局何だったっけ、という感じになるかもしれません。そういう点では、前のオリバー・ベレス氏の本と評価がダブルところかもしれません。

どちらがお勧めか、というと、私なら、ターナー氏のこちらを選びます。値段もこちらが安いですし。

良書の評価に変わりはないので、星は4つとしました。

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罫線売買航海術
罫線売買航海術 スキャルピングからポジショントレードまでの攻略テクニック

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オリバー・ベレス, ポール・ラング, 関本博英
パンローリング A5判 上製本 238頁 2008年6月発売
6,090円 (税込)


パンローリングから6月11日に発送される予定の本です。
良書の予感が大です。
というのは、著者のオリバー・ベレス氏は、名著の『デイトレード――マーケットで勝ち続けるための発想術』(日経BP社)の著者でもあり、また、トレーダー養成機関プリスティーンの創設者です。

多くのトレーダーを教育した成果をこの本にどれだけこめて書いてくれているのか、楽しみな本です。

今年に入って、良書が少ないと思っていましたが、ここに来て、良書ラッシュが始まったようで、嬉しい悲鳴です。


★★★☆☆

ということで、6月29日、追記として、レビューします。
この本を読んだ感想としては、良書ではある、けれども、どうもこれ、というものが残らない、そういう感を受けました。

色んなテクニックを紹介してくれている、それも丁寧に、だから、結構読み進むのがしんどい、けれども、それなりに有効なんだろうな、とは思いつつついだらだらとポイントを絞れずに最後まで読んでしまいました。
購入してから読み終わりまで結構時間が経ってしまったのも、そのせいです。

何故なんだろう、何故かこれというポイントをおさえられずに読んでしまうとは・・・

オリバー・ベレス氏が、網羅的にあれもこれもと詰め込んでいること、それから、オリバー・ベレス氏が講師という立場からこの本を書いていることによって、本の内容が実体験としての緊迫感に若干欠けているきらいがあるんじゃないか、と思いました。第三者的な気楽さというのでしょうか、後で、チャートを分析しているような感がどうしてもついてまわりました。

トレーディングエッジ入門と大きく評価が違いますが、それは、トレーディンエッジ入門が、チャートの背景にある群集心理という本質に焦点を当てているのに対して、こちらがチャートをパターンとして紹介しているのが、どうも私にはすっきりと入ってこない原因だったと思います。

ここは、評価が分かれるんじゃないかと思うところです。

トレードテクニックについては、それを求めている人にとっては、このように網羅的に書いてくれているのはありがたい、と思うのだけれど、ある適度経験があり、また、手法も固まりつつある人にとっては、読むのがちょっと面倒という感じになるかもしれません。
私がそうだったのでしょう。

ただ、もう少しじっくりと時間をかけて読んでみたい、と思いました。当然、トレードのヒントになることは沢山あると思います。

何か不完全燃焼だったので★は3つとしましたが、決して買う価値がない、とはいいません。また、これは、読者自身がどのレベルにあるのかによって評価が違ってくるのかもしれないと思いました。

利益は出始めたが、もう1つ相場が見えない、勝ったり負けたりで伸び悩んでいる、そういう人向けには、格好の教材かもしれない、と思いました。

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[日経225&mini]で始めるシステムトレード入門
名波はるか&Kumaさんが教える!![日経225&mini]で始めるシステムトレード入門名波はるか&Kumaさんが教える!![日経225&mini]で始めるシステムトレード入門
(2008/05/23)
名波 はるかKuma

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★★★☆☆

システムトレード本です。昨日から書店にならんでいます。
この記事も最速のレビューでしょう。
システムトレード入門というタイトルですが、これがなかなかの内容です。

1つのシステムを紹介しているのですが、これは例の「いちのみやロジック」の同系統でもある、NYの逆張りロジックを利用はしているものの、CME225を利用して、さらにいくつかのフィルターを組み込むことで、PFをアップさせるテクニックなどを紹介されていて、とても初心者向け、というものではありません。

この本の登場で、225先物を利用したいわゆる「必勝225先物」系の情報商材にもまた地殻変動が起きるのではないでしょうか。

これ以下のロジックをエンジンにして、月何万円の会費を取って情報料を取っているような投資顧問も再考することでしょう。

私は、そもそもシステム本については、かなり懐疑的に見ております。
何故なら、システムのロジックというのは、本来「秘めるが花」という性質があり、本の出版によって、人口に膾炙(かいしゃ)され、その結果、システムエンジンのエッジが消える、ということが過去から繰り返されているからです。

有効なロジックの公開によって、皆が真似をする、そしてもその隙間が消える。

コバンザメ系のロジックなどがそうでしょう。本当に数多くが本の出版によって消えています。

システムというのは、そういう性質があるのもですから、どうしても、多くのシステム本は、やたら難解な小理屈を並べていながら大した内容のないもの、もう使えなくなったので公開したもの、どうでもいいロジックを色々と検証したもの、そして、本が出たことによって有効性が消滅するもの・・・結局何も使えない、といったものが多く出版されることになります。


さて、そもそもシステムとは何でしょう。

「システムとは、人の見つけられていない市場の非効率なゆがみ(隙間でありエッジ)を見つけてエントリーし、それが効率な状態に戻れば利食う」
ということではないかと思うのです。

デイトレーダーのエッジが、多くの市場参加者では取れない超短期の職人技的技術や一瞬のマーケットの非効率をついたところにあるので、ロジックを知ったとしても、多くの人は真似できないのとは対照的に、システムというのは、ロジックがわかりさえすれば、真似できる、という悲しい宿命を負っています。

ですから、皆がそれは非効率だ、ということがわかれば、そのシステムのエッジは瞬く間に消えてしまうのです。

システムのロジックを公開する、ということは、この基本的なシステムの考え方に反する行為であって、「ロジックの死」を意味するのと同義だと思うのです。

さらに言えば、この225システムは、寄り付きと引け売買ですので、非常に執行が容易です。どんなに腕がなくても、執行に失敗する、ということはありません。ロジックどおりただ淡々と売買すればいいのですから。
もちろん、デイトレといっても、張り付く必要はなく、兼業でも問題なく売買できます。ということで、非常にこのロジックは、非常に厳しい逆風にさらされている「はず」なのです。


ところが・・・このNY逆張りロジック・・・というエンジンはなかなか強力でして、「いちのみやロジック」が本として公開されてから以降でも、その有効性は結構続いています。
今年に入ってからは、若干のドローダウンになっているようなのは、この先の動きを注視しないといけないでしょうが、このロジックは強いです。

おそらく、225先物の流動性と、NYにパニック的に反応する日本マーケットの特性が非常に強い、ということが幸いしているのでしょう。

実際に、色々とやってみればわかりますが、225先物のシステムを考えるにあたって、なかなかいちのみやロジックを超えるものが考え辛い状況です。
パターン認識が単純なので、これをバカにする人もいるようですが、私は、むしろこの単純さとエンジンの優位性の強力さから、かなり評価するところです。

システムというのは、元来、コロンブスの卵のように皆が見えているようで見えていないところを狙うのが、もっとも優れたものだと思います。

金融工学や高等数学を利用したとしても、所詮相場は、取るか取られるか、人の人とのせめぎ会いをベースにしているのですから、そこに数字いじりをやるのではなく、より単純に人間心理のロジックをエンジンとして組み込んだシステムの方が優れている、と思うのです。

重要なのは、この本に紹介されているシステムそのものではなく、この本で紹介されているシステムが何故有効なのか、どうしてこのロジックは機能するのか、ということを考えることでしょう。
それによって、自分でシステムを考えられる力がつくと思います。自分のオリジナルなシステムが、強力な人間心理に基づくエンジンで構成された時、それは将来にわたって「堅牢」なシステムとして機能してくれることになるでしょう。


もし、システム志向であれば、また、トレードについて迷っておられるのであれば、一度この本の内容を試しながら、自分なりのリスクマネージメントのロジックを付加されることによって、よりいいものができるのではないでしょうか。


ということで、これだけ人口に膾炙されながら、営々と生き残っているロジックは、過去見たことがありません。
このエンジンが相当強力だということの証明であることの証だとは思いますが・・・

しかし、このロジックで実際に売買しているシステムトレーダーの方は、本当に迷惑でしょうね。

この世界、ライバルが増えるということは、「システムの死」を意味するのと同じなので・・・

ということで、このロジックがどこまで生き残れるのか、暖かい目で見守っていきたい、という気持ちも込めて、この本推奨します。

テーマ:投資関係の本 - ジャンル:株式・投資・マネー

為替相場の短期売買
為替相場の短期売買

中原駿
パンローリング ダウンロード販売
1,890円 (税込)

中原駿氏のパンプレミアムからの抜粋記事です。
中原駿氏は、あらゆる短期売買テクニックを研究、考察されておられると感心します。
そのなかでも短期売買を目指す人ならORBという手法は、基本となるものですから、おさえておかないといけないものでしょう。
電子書籍ですが、人気になっている様子。うなずけます。

テーマ:投資関係の本 - ジャンル:株式・投資・マネー

魔術師に学ぶFXトレード プロ化する外国為替市場への普遍的テクニック
魔術師に学ぶFXトレード プロ化する外国為替市場への普遍的テクニック

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中原駿
パンローリング A5判 336頁 2008年5月発売
2,940円 (税込)


★★★★☆


中原駿氏は、投資戦略の研究者であり、彼ほどテクニカル分析を多様に研究し、実践している日本の投資家はいないと思います。
そういう中原氏が満を持して送り出した本です。

短期パターンが数多く紹介されており、ラリーやタートルズ、トム・デマークの短期売買戦略を紹介しながら、FXマーケットでの検証事例が数多く紹介されています。
これは、売買戦略、売買手法を学ぶに当たって、かなりのお勧め本です。
中原氏がFXの投資家ですから、タイトルはFXとなっていますが、当然のことながら、先物、個別の株式にも有効です。

前に紹介している「株価指数先物必勝システム」という本がいわゆる移動平均などの基本的なテクニカル分析を利用した投資戦略の寄せ集め的なところがある一方で、こちらは、同じ手法本といっても、海外のウイザードが開発した戦略を筆者が検証しながら紹介してくれているので、その実用性という点では、雲泥の差になるものです。

システムトレーダーにとっても、裁量トレーダーにとっても、投資戦略を考えるときに、数多くのヒントがこの本から読みとれると思います。

このように先人が苦労して開発した投資テクニックを学ぶということは、成功への道を相当短縮してくれるものだと思うのです。

テーマ:投資関係の本 - ジャンル:株式・投資・マネー



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