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デイトレーダーのあらなみです。
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スキャルピングをメインとして、個別株信用、先物、FXを売買して家族の日々の糧を得ております。
投資を始めるにあたって、要するに何から手をつけたらいいんだ、ということがわからない、色々と本を読んでみたけれど、結局、儲けるに至らない、そういう人も多いと思います。
そういう私も、本当に沢山の本を読んできました。本を何百冊も読み、多くの高額セミナーに参加してわかったこと・・・それは、本当に役に立つと思える本は、10冊に1つ、いや、もっと少ないということでした。
投資について、これから勉強してみようという意欲のある皆さんのご参考になれば、と思い、私の感想など書いてみたいと思っています。

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欲望と幻想の市場 - 伝説の投機王リバモア
欲望と幻想の市場 - 伝説の投機王リバモア


9784492061114.jpg

エドウィン・ルフェーブル, 林康史
東洋経済新報社 四六判 341頁 1999年4月発売
2,310円 (税込)


★★★★★+

主な対象者:全ての投資家(ただし読者を選ぶ)

もう一冊のリバモア本のおまけで紹介していたのですが、こちらも独立して紹介することとしました。

こちらは、何と最高ランクプラス1です!!

こちらの本の評判は、前に紹介した世紀の相場師ジェシー・リバモアと比較してあまり評判にはなっていない、ものですが、こちらも素晴らしい本です。

この本と前書との違いがどこにあるのかを通じて、この本の意味を見てみたいと思います。
世紀の相場師本は、そもそもリバモア自身が書いたこちらの本を参考にして書かれています。

孤高の相場師リバモア流投機術 大恐慌を売り切った増し玉の極意



この本と、世紀の相場師ジェシー・リバモアはかなりダブりが多く、作者のリチャード・スミッテンが本人の本を参考にしながら、欲望と幻想の市場とリバモアの生い立ちなどを参考に本を書いたのだという感じです。

こちらの欲望と幻想の方は、ルフェーブルが数週間にわたりリバモアへのインタビューを元に書いたものだということらしいです。

どちらの本がどうなのか、ということを考えると、どちらも読めばいいわけですが、内容の違いが少々あります。

まず、「世紀の相場師ジェシー・リバモア」ですが、こちらは、具体的なマーケットの観察の方法論だとか、リバモアが取った戦略について、だとかが具体的に書かれています。
これは、「孤高の相場師リバモア流投機術」に書かれていることもありますが、それだけではないマーケットの観察方法など、具体的に説明されている部分が結構あります。
特に株式市場の観察においては、重要なポイントがいくつもあります。

一方で、「欲望と幻想の市場」ですがこちらは、具体論においては前書に明らかに譲ります。しかし、こちらには、とにかく「名言」「格言」とも言うべき、「トレーダーの心」がこれでもかこれでもかと描かれているのです。
これらの一つ一つは、宝石のような輝きを持っており、経験のあるトレーダーなら、ページをめくるごとに、思わず「うーん」と唸ってしまうことが度々起こることでしょう。

こんな本に他にお目にかかったことは私はありません。
何故これほどまでに、トレーダーの心をえぐっているのか、と思えるような記述の数々なんです。

まえがきにもありますが、つぎのようなことです。

「現代を代表するトレーダー30人余りに行なったインタビュー(『マーケットの魔術師』)のなかで、私は、すぐれたトレーダーを目指す者が読むべき書物は何かと必ず質問した。その回答のなかで最もよくあがった名前が、70年以上も前に書かれた本書だった。
この本が時を超えて読みつがれている理由は、トレーダーの心の動きを的確に捉えているからだと思う。相場で学んだこと、失敗、洞察が率直に語られている。相場の経験者であれば、まさに真理だと感じるに違いない。本書がエドウィン・ルフェーブルというペンネームを使った、あの稀代の相場師ジェシー・リバモア自身の手になる自伝だと錯覚する読者も多いのではなかろうか。

本書はすぐれた相場観察の宝庫である。すでにウォール街の常套句となり、その出典は忘れられているが、本書が出所の名言も多い。例えば、「(相場では)買い始めるには高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない」がそうだ。しかし、本書は、いたるところ素晴らしい文言に溢れており、その一部を切り取ることなど不可能なのだ。」


私は、「マーケットの魔術師」を最初に読んだ時から、その魔術師たちの多くが「この本だけは読んでおけ、トレーダーの心そのものだ」と本書を紹介しているのを読んで、どうしてもこの本が読みたくなりました。

そこで、洋書を米国アマゾンで買い求めたのです。ところが、私の稚拙な英語力ではとても太刀打ちできませんでした(笑)
とても残念でした。洋書は読むことは読むのですが、チャートの本とか、システムの本とか、大した英語力がなくても読める本が私の限界だったのです。

そして、1999年4月、ついに本書が翻訳出版されました。
もう、狂喜しました。
発売当日は、本屋に一人で並ぶ、という感じで、家に持って帰ってむさぼるように読んだのを覚えています。

ところが、最初に読んだときには、実は、翻訳にとても違和感を感じたのです。そして少し残念に思いました。

というのは、例えば次のような部分です。

「欲望と幻想の市場」の翻訳では次のとおりです。
「ウォール街で長年浮き沈みを経験した者としてこれだけは断言できる。
おれが大きく儲けられたのは、決しておれの頭脳によるのではなく、相場に腰を据えてじっくりと居座ったからなのだ。
これの言わんとすることがおわかりだろうか。相場に頻繁に出入りしない辛抱強さだ。相場を正しく判断するのは決して難しいことではない。いつでも、上昇相場でも早い時期から強気になっている者、また下降相場でも初期段階から弱気になっている者は多い。
多くの人が取引のタイミングの判断という点では極めて正確に、まさに最大の利益が約束されたも同然のところでポジションをとる。
しかし彼らの収益率はまさのおれの経験と一致する、つまり、それでもほとんど儲からないのだ。相場の判断に優れ、かつ辛抱強い人というのはなかなかいない。それは習得するのが最も難しい技だと思う。
しかし投機家としては、このことをしっかり習得してはじめて大きく儲けることができるのだ。このことがわからないうちは何百単位でしか儲からなかったのが、わかった後では文字通り何百万という単位で容易に儲かるようになるのだ。」



同じ部分ですが、これは「ファンドマネージャー」という本で、この本の同じ部分を引用したところです。
「ウオール街で長年過ごし、百万ドル単位で儲けたり損したりしてきた経験を踏まえて、以下のことを申し上げたい。
大儲けしたといっても、私の相場の見方が正しかったからでは決してなく、持ちこたえたからだったのです。
分かりますか、腰を据えて座るのです。相場を正し く見通すことは別に難しいことではありません。
実際、強気相場には強気筋が、 弱気相場には弱気筋が、それぞれかなり初期の段階でも大勢現れるものです。
タ イミングのつかみ方がうまく、大儲け間違いなしという段階で株の売り買いに入 った人をたくさん見てきました。
しかし、それでも、ちょうど私が失敗したように、儲け損なってしまうのです。
見通しが正しく、そのうえ持ちこたえることもできる、といった者はほとんどいません。
これは簡単に習得できるようなことで はないのです。
しかし、これを習得しなければ大儲けはできません。
トレーダー というものは、修行時代には数百ドル儲けるのにも苦労しますが、やり方をマスターした暁には、数百万ドルだって簡単に儲けられるようになるものなのです。」



正直、後者風を期待していた私は、少々がっかりしました。これはもちろん好き嫌いがあるものですが、私としては、もう少し格言風に翻訳してくれれば、と思いました。

運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。 
何時も敵を掌にして合戦すべし。疵つくことなし。
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。


謙信の教えですが、こう書いてくれると、「ありがたいものだ」と思いますが、次のように書かれるとそうも思わない心理が働きます。

運命は天がきめるんやけど、生き抜くことは信念で、手柄は行動できまるんじゃ。
せやから、天命にせんと、自分の掌中で戦わなあかんのや。
死ぬ気で戦ったら生きて勝利できても、生き残ろうとしたら死んでまうで。


では、格言にならない(笑)

この本の評価が日本でもう一つなのは、それが原因なのかなあ、と思ったりします。

しかし、内容は素晴らしいものですので、どう翻訳してもしっかりと読めば、噛めば噛むほど味が出ることは確かです。

ということで、「世紀の相場師」VS[欲望と幻想」に勝敗を決めるとすると、

私は、「欲望と幻想」を勝者としたいです。
まあ、どちらも読めばいいだけですが・・・

翻訳には若干不満があるものの、その宝石のような名言、格言、の数々は、何度読んでも、心を洗われます。

この本こそ、「トレーダーの心そのものだだと私は言いたい本です。

何より、この本の素晴らしいところは、リバモアが何度も挫折して、その度に立ち上がっていくのですが、その不遇の時期にどう考え、何を反省し、そして失敗からどう学習したのか、そのプロセスをつまびらかにしている点ではないかと思うのです。

単なる成功者が書いた「教え」ではなく、成功と失敗を繰り返した人だからこそ書ける相場の苦しみ、その苦しみと絶望の中からの復活、その心構え、失敗をどう捉えていくのか、などなど、トレーダーなら当たり前のアップダウンが教えとして書かれています。

単なる成功話でも、成功者の押し付けでもありません。

ここには、マーケットの戦いではなく、自分の心との戦いの姿があるのです。トレードを通じて自分の心との葛藤の日々が鮮やかに描かれています。机上の空論ではありません。

だからこそ、多くのマーケットウイザードが激しく共感するのだと思うのです。

今現在トレードが上手く行かなくて落ち込んでいる方、どうしていいのか見えなくなっている方、そういう人には特にオススメです。

もちろんですが、小手先の手法を探しておられる方は読んでも意味がないでしょう。

それと、本書は、初心者にはわからない部分が多いのかもしれません。

相場というものは、おかしなもので、痛みを伴った損失を支払った者のみに、大切な教訓を与えてくれるものなのです。

まだその経験が乏しい初心者にとっては、この本の内容は、暗号のようなものになるのかもしれません。
本書の暗号を解くカギは、相場でダメージを受けるごとに授けられることになります。

初心者受けしない本 = 不人気本

でもありましたね。


そういえば同じフレーズがこの本にもありました。

すべきではないということを学ぶには、持てるもの一切合切を失うというのが一番だ。金を失わないためには何をすべきではないのかがわかった時、相場で勝つのに何をすべきかということがようやくわかり始めるのだ。


この本のタイトル、どうして直訳して「ある相場師の追想」だったらだめだったのだろうか。
「欲望と幻想」では、逆に何の本かわからないのではないか、とか、思ったりしますね。


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【2011/02/12 09:34】 | # [ 編集]

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【2011/02/12 11:59】 | # [ 編集]

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【2011/02/12 12:09】 | # [ 編集]

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【2011/03/27 21:07】 | # [ 編集]


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